なんでも買取不動産

ゴミ屋敷はなぜ生まれる？

居住者が自ら出したごみの不始末でゴミ屋敷が生まれる場合は少なくありません。特に一人暮らしの高齢者だと一人で片付けできずにゴミ屋敷化が進んでしまうといった悪循環が考えられます。また、もともと住んでいた住民が亡くなってから、誰も住まずに管理がずさんなまま相続され「気づいたら手がつけられない状態になっていた」ということもあります。

ゴミ屋敷で火災が！思わぬトラブルに

ゴミ屋敷によりさまざまな問題が発生します。なかでも危険な火災は、さまざまな理由から予期せず起こるため注意が必要です。

また、老朽化した家屋がゴミの重量に耐えきれず倒壊する可能性があります。比較的新しい建物でも、ゴミや害獣被害などにより倒壊する場合もあるため注意が必要です。

ネズミなどの害獣や害虫の深刻な被害

ゴミ屋敷にはゴキブリやハエなどの害虫はもちろん、ネズミやカラスなどの害獣が集まってさまざまな被害が起こります。

ゴミ屋敷の問題は表面上だけではなく、物件の内部にまで悪影響を及ぼす可能性があるので、早めの対処が必要です。

片付け費用が高くて売却したくてもできない

ゴミ屋敷はそのままの状態で査定しても通常の住宅販売業者には買い取ってもらえることは難しいため、基本的には清掃業者に頼むか自分で処理するしかありません。専門の業者に依頼すると場合によっては高額な費用がかかります。また、自分で片付ける場合の労力は計り知れません。
周囲の住民からのクレームも買い手に伝わり、売却が難航する要因になりえます。
このように、ゴミ屋敷化した物件は、周囲の住民からのクレームやトラブルにより「市場価値の低下」、「買い手の忌避」など、多くの問題が生じることがあります。